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2018・8・21更新 新鮮でシャキシャキ 高原野菜が主役の駅弁 PHOTO 宮嶋淳
丸政 小淵沢駅「高原野菜とカツの弁当」 山梨県北杜市小淵沢町
小淵沢駅は、中央本線から高原列車・小海線が分岐、観光の若者や登山者の利用も多い。ここで半世紀近いロングセラー「高原野菜とカツの弁当」1,000円。肉や魚が主役の駅弁は多いが、この弁当は野菜、しかも新鮮さが命の高原野菜がメイン。製造は1918(大正7)年創業の丸政。

大阪万博のあった1970(昭和45)年に販売開始。当時は八ヶ岳登山ブームで、乗り換え客が多く、「ご当地ならではのヘルシーな駅弁があれば」という声もあった。そこで、生の高原野菜が味わえる弁当を作れないだろうかと思いつく。しかし、熱処理せず歯ごたえを残したまま作り置きする駅弁にどう活かすか。カツも、硬くならないよう提供するにはどうするか。細かな課題も含め、試行錯誤を重ねたという。
野菜の主役は高原野菜の王様・レタス。歯触りと香りも楽しめるセロリ。八ヶ岳産でセロリ特有のクセが少なく、これならOKの人も多い。そして、キュウリやミニトマト、カリフラワー、コーン、しめじ、茎さつま、山ごぼう、りんご。
シャキシャキ感を楽しめ、田舎で食べたような懐かしさも感じる。カツはチキンカツで、冷めても結構柔らかく美味しい。ドレッシング付だが、シンプルに塩だけがオススメ。高原野菜そのものの味を楽しめる。
夏季限定「プレミアム」「高原野菜とカツの弁当」は通年販売だが、収穫時期の7~8月は「プレミアム」。掛け紙が金色になり、値段は1,400円となる。各野菜の原産地がわかる「おしながき」が付いている。

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小淵沢駅「信州名物山賊焼弁当」 株式会社 丸政 小淵沢駅

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