おでかけ観光ガイド(日本の旅ドットコム)TOP 関東地方 東京都
2014.7.8更新
神田川源流 日本初の郊外公園
「井の頭恩賜公園」 東京都三鷹市・武蔵野市
PHOTO 宮嶋淳など
動物園・遊園地を中心にした本園と、井の頭池周辺の分園と水生物園。春の桜にツツジ、夏の緑、秋の紅葉など四季の花々が咲き誇る。

井の頭池
都内では善福寺池・三宝寺池と並んで豊富な湧水をかつて有しており、湧水口が七つあった事から「七井の池」とも呼ばれていた。スワンボートや手漕ぎボート遊びが楽しめる。 「かいぼり」と呼ばれる池さらいなどの努力で、透明度を戻しつつある。
春は、ソメイヨシノを中心に池の周囲に約250本の桜。池にせり出すように枝を広げている。園内の中心・七井橋の上から眺める満開の桜、水面に散る花吹雪は見事。西園には多くの品種の桜が次々に咲き誇っている。
旧・神田上水水門
江戸時代、幕府の命を受けて大久保藤五郎の手によって造られた日本初の上水道・神田上水はこの井の頭池が水源となっている。井の頭公園駅から徒歩5分。
お茶の水
うっそうとした木立の中に、こんこんと湧水が湧いている。江戸時代に著された「江戸名所図会」によれば、かつて徳川家康公がこの地を訪れ、茶の湯にこの湧水を好んで汲んで使っていた。そのため、現在でもこの湧水は「お茶の水」と呼ばれている。
井の頭弁財天
天慶年間(938~946)に関東源氏の祖である源経基が、伝教大師の延暦8年(789)作という弁財天女像をこの地に安置したのが始まり。徳川家康公がお茶を点てた茶臼が、今でも大切に保存されている。
井の頭自然文化園(分園)
井の頭池に隣接した動物園の分園で、主にハクチョウやカイツブリ、丹頂鶴などの水鳥や鳥類が飼育されている。池沿いに動植物を観察できる散策路もある。
水生物館(分園)
井の頭池に生息している魚類、カエル等の両生類、水生昆虫、水生植物など淡水の生き物を幅広く展示した水族館。中でもカイツブリという水鳥の動きには、多く人が集まる。

本園(動物園)ゲート
京王線沿線各駅より吉祥寺駅行きのバスに乗ると、こちらのゲート前に停車する。動物園メインの本園の入口。
モルモットコーナー
可愛らしいモルモットを、直にだっこできるコーナー。動物の鼓動やぬくもりを感じることができる。
フンボルトペンギン
モルモットコーナーの隣にいて、愛らしい姿を入園者にふりまいている人気者。
リスの小径
ニホンリスが自由に暮らす空間に入ることができる、通り抜け型のケージ。隔てるものなく、リスたちの行動を間近に観察できる。
ニホンシカ(ヤクシカ)
ニホンシカの亜種で、鹿児島県の屋久島と口永良部島にのみ生息するのでこの名前がある。普通の鹿に比べて小型で、角があまり目立たないのが特徴。
スポーツランド(遊園地)
メリーゴーランドやティーカップ、コイン式乗り物など、お子様向け乗り物があるミニ遊園地。
スポーツランド「メリーゴーラウンド」
乗り物はコイン式を除き、何の乗り物でも1乗車100円、とお財布に嬉しい料金。レトロな雰囲気のメリーゴーラウンドが、子供は勿論、大人にも人気。
スポーツランド「ミニ新幹線」
300系新幹線をモチーフにしたミニ新幹線で、八の字型の線路を3周する。デビューした時は0系新幹線型の車両で、「弾丸列車」という名前だった。
ぶらんこ広場
正門近くにある、児童遊園。ブランコ、滑り台、シーソーなどがあり、天気のいい日は家族連れで賑わっている。
彫刻園
長崎の平和祈念像で知られる彫刻家・北村西望(1884~1987)の作品200点以上を展示。祈念像を制作したした「アトリエ館」、「彫刻館(A館・B館)に加え、屋外にも代表作が展示されている。
資料館
木立の中に囲まれた二階建ての建物で、1階は特設展示と絵本コーナー、2階はテラスと有料集会室となっている。
童心居
「赤い靴」、「しゃぼん玉」などの童謡を作詞した歌人・野口雨情の旧書斎を移築したもの。現在は有料の貸室として、句会や茶会などに使用されている。

三鷹の森ジブリ美術館が隣接。


JR「吉祥寺駅」徒歩約10分。 京王井の頭線「井の頭公園駅」徒歩約2分。
小田急バス「文化園前バス停」あり。 コインパーキングあり。

おでかけの際は最新情報をお確かめくださいね。


ホームページHomePage GoogleMap

おでかけ観光ガイド(日本の旅ドットコム)TOP 関東地方 東京都


地域&広域