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小山城跡と大ソテツ
能満寺山公園
(小山城跡・満能寺の大ソテツ)
静岡県吉田町
 戦国時代に今川氏が築いた砦に始まり、武田信玄が1571(元亀2)年に築城し「小山城」と名付けた。1582(天正10)年に徳川家康との戦いで落城。
 現在は、模擬天守で史料展示室の展望台小山城があり、城の中は史料展示室となっており、武田氏ゆかりの品などが展示されている。
 周辺は能満寺山公園として整備され、三重堀などの遺跡や復元された大手門などがある。春は桜が美しい。
春の小山城
小山城(模擬天守)
 小山城は戦国末期の平山城で、遠州進出を企てた武田信玄が、重要な拠点として1568(永禄11)年に小山の砦を攻略し、1571(元亀2)年に砦を修築して小山城と名付けた。大熊備前守長秀を城主とした。徳川軍は、これを攻め取ろうとして、十余年にわたり何度も激しい攻防が繰り返されたが、敗北を悟った武田方が1582(天正10)年に自ら火をかけ落城した。
 城跡には、三日月堀、三重堀、井戸等が残り、落城の悲しい物語がある。
小山城から見た北側の風景
 最上階からは吉田一帯や駿河湾などを見渡せる。
春は桜の名所
 小山城跡の高台に桜が並び、春を彩る。
復元された大手門
能満寺の山門
能満寺本堂
能満寺の別角度
能満寺の大ソテツ
 ソテツの巨樹で、995(長徳元)年に植樹されたと伝わる。樹齢1,000年、高さ約6m、根本の周囲約5m。約11m×約8mの範囲に広がっている。5本の大枝があり最も太い枝は周囲約2m。日本三大ソテツの1つ。国の天然記念物。
※日本三大ソテツ・・・他に、龍華寺の蘇鉄(静岡県静岡市), 大阪・妙国寺の蘇鉄(大阪府堺市)。
能満寺と大ソテツ
能満寺の大ソテツ


展望台小山城
開館時間:9:00〜16:30
入場料:大人200円 小人100円 ※団体割引(15名以上)等あり
町営大駐車場(無料)あり

2015.2制作。
おでかけの際は最新情報をお確かめください。
イラストマップ(園内設置の看板)
周辺広域


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