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白い水仙と赤いアロエ 早春の岬「爪木崎」静岡県下田市

2017年1月17日制作
水仙とアロエが咲く爪木崎




約300万本もの水仙群落が自生している。
1月初旬にはアロエも咲く。
白い水仙の花と赤いアロエの花、背景の青い海や空。
群落に近づくと、花の甘い香りにつつまれる。
南国伊豆を象徴する風景で、真冬に自然の色彩を楽しめる。
「水仙まつり」は12月中旬から翌年2月初旬。
下田駅から走ってきたバス
伊豆急下田駅から路線バスに揺られること15分。
バスは須崎半島に入ると、うねうねと上り下りのある狭い道を進む。
爪木崎が終点、一面に水仙の花園が目に飛び込んくる。
駐車場には、干物や地元の植物などを売る青空市が立つこともある。
下田駅から走ってきたバス
バス停前の水仙群落 満開の水仙とアロエ
バス停前の水仙群落 満開の水仙とアロエ
爪木崎散策路入口 アロエと水仙 海上に伊豆大島
散策路入口 アロエと水仙 海上に伊豆大島
女流歌人・岡本眸の歌碑
「爪木崎」と書かれたゲートをくぐると、散策路が始まる。
大平洋と伊豆大島、水仙、アロエの花を見ながら歩くのは心地良い。







女流歌人・岡本眸の歌碑
「抱かねば 水仙の揺れ やまざるよ」

満開の水仙群落 水仙とアロエ 海上に伊豆大島
満開の水仙群落 水仙とアロエ 海上に伊豆大島
爪木島と利島 爪木崎灯台
爪木島と利島 爪木崎灯台
ゲートから約400m程で白亜の爪木崎灯台。
ここから望む伊豆諸島の風景は最高。
伊豆大島や利島、新島、式根島、神津島などを広く見渡せる。
爪木崎の俵磯
爪木崎の俵磯
灯台の南側では海岸に柱状節理を見ることができる。
太古の時代は伊豆地域が海底火山で、地層の間に入り込んだマグマが冷え固まり発達した。
ここでは形状から「俵磯」と呼ばれる。
江戸時代には建設に用材として使われていたという。
爪木のプレーリードッグ遠景 爪木のプレーリードッグ近景
爪木のプレーリードッグ
白く尖った動物の様な奇岩。
北米原産の「プレーリードッグ」に似ているのが名の由来。


ゆっくりと歩いて約40分で、再び入口や駐車場に戻ってくる。
熱帯植物が育つ温室などがある「ミニ植物園」は、散策の締めくくりにいい。
爪木崎の温室 爪木崎の愛子様ご誕生記念碑
温室 愛子様ご誕生記念碑
爪木崎の昭和天皇歌碑 爪木崎の昭和天皇歌碑解説
昭和天皇歌碑 昭和天皇歌碑解説
駐車場東の海岸線近くに昭和天皇の歌碑。
1974(昭和49)年の「歌会始」でお詠みになられた
昭和天皇と香淳皇后の御歌が刻まれている。
昭和天皇
「岡こえて 利島かすかに 見ゆるかな 波風もなき 朝のうなばら」
香淳皇后
「くれないの よこぐものへに 光さしつかのまに して伊豆の 朝明く」
昭和天皇歌碑から望む爪木崎灯台 一面に広がる水仙群落
昭和天皇歌碑から望む爪木崎灯台

爪木崎案内板
現地の案内板

<アクセス>
*伊豆急下田駅より南伊豆東海バス「爪木崎灯台」ゆきで終点下車。
(「水仙まつり」期間中は、臨時の増発便あり)
*国道135号線から分岐し約15分。駐車場約200台、1日500円。



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