万葉集由来 温泉街の歴史公園
万葉公園
MANYOU KOUEN
神奈川県湯河原町
万葉集で唯一うたわれた温泉
万葉集の中で、温泉についてうたわれたのは湯河原のみ。
それを象徴するスポットで、温泉街の中心にある。
名称は1952(昭和27)年頃に名付けられた。

文人など多くの著名人も訪問
文人など多くの著名人も訪れた由緒ある公園。
万葉時代の建築を模した万葉亭や万葉の中でただ一つの出湯を詠った歌碑国木田独歩碑などがある。
多様なスポットで楽しめる
また、温泉の神様として信仰を集める湯権現熊野神社が鎮座する。
また、足湯専用の珍しい施設・独歩の湯(有料)も人気。
入口にある観光会館には郷土資料展示室万葉館があり、明治時代などに湯河原を訪れた文人の作品や資料などが展示されている。
園内には、万葉集に登場する万葉植物が植栽されている。
日本の歴史公園100選。
湯河原観光会館
2Fに湯河原郷土資料館がある。文学に縁が深い湯河原ならではの施設だ。
国木田独歩や夏目漱石などの文人達の作品を展示。
また、湯河原文学散歩地図、湯河原近代文学史要などの資料もパネル展示されている。
万葉の歌碑と万葉洞門
「足柄の土肥の河内に出づる湯の世にもたよらに子ろが言はなくに」
公園に入った左手前方。万葉集の一首が日本画壇の巨匠・竹内栖鳳の筆で刻まれている。
万葉洞門を抜けたところにある滝。下を千歳川が流れている。
文学の小径 渓流沿いの休憩スポット。
狸福神社りふくじんじゃ
傷ついた雄狸と雌狸がこの湯で傷を癒しに通ううち恋仲になり、傷は完治し夫婦となった。
恩返しにと、人に化けて湯河原温泉の素晴らしさを広めたという。
梅門の碑
「声かけてほしい椿の蒼蕾」
金尾梅門が椿まつりに来て詠った句が刻まれている。
6月上中旬に開催される「ほたるの宴」の会場。
独歩の湯
足湯専門の珍しい施設。
温泉を利用した「足湯の泉」。個性あふれる9つの泉を裸足で歩いてリラックスできる。
足ツボへ様々な刺激効果があり、疲労回復などに役立つ。
こごめの湯
日帰り温泉施設。大浴場や露天風呂などがある。
湯河原温泉は鎌倉時代、こごめの湯と呼ばれていた。



2015621日制作
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