2021.5.6
更新
江戸前期建立の大仏 戦火を免れ長く祈り
PHOTO 宮嶋淳
護国山天王寺「谷中大仏」
東京都台東区
1690(元禄3)年開眼、天王寺の阿弥陀如来坐像。明治になり本尊となった。天王寺大仏、元禄大仏とも呼ばれる。高さは3.83m(像高3.05m)。山門をくぐると、すぐ目に飛び込んでくる。明治時代には、東京のシンボルとも記されている。震災や戦火を免れ、今日まで長く合掌された姿を見せてくれる。
天王寺は1274(文永11)年創建と歴史が長い。かつては谷中墓地も敷地で広大、五重塔もあった。東京最古の七福神めぐりという谷中七福神の札所。日暮里駅南口から140m程、徒歩約2分。
おでかけの際は最新情報をお確かめくださいね。
護国山尊重院 天王寺(天台宗東京教区HP)