沼津おでかけ観光ガイド
静岡県沼津市
沼津港
食事処や土産店がいっぱい
 新鮮な地魚を味わえる食事処や、生産量日本一・アジの干物などを買える土産店などが集まり、観光客で賑わっている。マーケットモール・沼津みなと新鮮館や水産複合施設・沼津魚市場INO沼津港深海水族館、津波対策の大型展望水門・びゅうおなどがある。
沼津港HP
沼津みなと新鮮館HP
大型展望水門・びゅうお
沼津港や駿河湾、富士山などを展望
 沼津港の内港と外港を結ぶ水路に立つ津波対策の水門。水門扉は幅40m、高さ9.3mで国内最大級。高さ約30mからの展望を楽しめる観光施設でもあり、両岸からエレベーターで上れる。沼津港や街、駿河湾、そして富士山や箱根連山、香貫山などの山々を見渡せる。夕景もきれい。
大型展望水門・びゅうお(沼津市HP)

沼津港深海水族館
シーラカンなど深海に棲む生物を展示
 最深部が2,500mという駿河湾にちなんだ施設。世界的に希少なシーラカンスをはじめ、深海に棲む珍しい生物が展示されている。
沼津港深海水族館HP

我入道の渡し船 がにゅうどうのわたしぶね
狩野川を行く昔ながらの和船
 1997(平成9)年に復活した狩野川を往来する渡し船で、昔ながらの木船がが使われている。中心市街地のあゆみ橋から沼津港経由で我入道を結ぶ。。船から富士山も見える。春と秋に9日間運行。
我入道の渡し船(沼津市HP)

香貫山 かぬきやま
市街地や松原、駿河湾、富士山展望
 沼津市街地の南東にそびえる標高193mの山で、山頂付近は香貫山公園となっている。芝住展望台からは、沼津市街地を眼下に駿河湾や千本松原、そして富士山と雄大な眺めが広がる。夜景もきれい。五重の戦没者慰霊塔がある名所の香陵台まで車で上れ、展望台へは徒歩約20分。

沼津御用邸記念公園
明治時代を学べる旧御用邸
 1893(明治26)年に皇太子(後の大正天皇)の静養のために造営された御用邸と周辺の公園。
 駿河湾沿いで松林に囲まれた環境。皇族が使った家具・調度品まで復元された西附属邸と、皇孫殿下の旧御学問所で文化活動に活用される東附属邸庭園などが公開されている。
沼津御用邸記念公園(沼津市HP)
歴史民族資料館
 沼津御用邸記念公園内、焼失した御用邸本邸の跡地。漁具類や干物作りの道具など沼津に関する資料が展示されている。沼津内浦・静浦及び周辺地域の漁撈用具は、国の重要有形民俗文化財。

芹沢光治良記念館
沼津出身・昭和の文豪の作品など
 沼津市生まれの作家・芹沢光治良の全作品を収蔵、建物は西洋教会がモチーフとなっている。1Fは常設展や企画展の展示場と2Fは市民ギャラリーとしての展示場。牛臥山北側の海岸近くにあり、屋上テラスからは駿河湾を望める。
芹沢光治良記念館(沼津市HP)

あわしまマリンパーク
富士山の見える島全体が水族館
 イルカアシカのショー、ペンギン、展示種数日本一のカエル館など。淡島水族館は「淡島の海」がテーマで、駿河湾の魚を展示。海洋大水槽は島の北側が再現され、イソギンチャクやクマノミなどを見ることができる。ゲームパーク釣り堀、島を1周できる海岸遊歩道もある。対岸から船で渡る。
あわしまマリンパークHP

伊豆・三津シーパラダイス
いず・みとしーぱらだいす
国内初の飼育実績が多い水族館
 イルカ・アシカなどの海獣ショーから水族館まで楽しめる。
 バンドウイルカセイウチラッコを日本で初めて飼育、ラッコは日本で初めて繁殖にも成功した。「イルカの海」でバンドウイルカ、カマイルカ、オキゴンドウによるショーが行われた後、隣接する「海獣の広場」でアシカ、トド、カマイルカのショーが開演される。
 遊覧船が出ており、約20分のコース。三津湾からの富士山を望むことができる。
三津シーパラダイスHP

沼津市民俗資料館(沼津市HP)
千鳥観光汽船HP
井田ダイビングセンターHP
井田ダイビングサービスHP
MCA JapanHP
万葉の湯HP
駿河の湯HP
天然温泉ざぶ〜んHP
沼津ブランドHP
沼津ひものHP



千本松原
約10km 30万本以上の規模
 狩野川河口から田子の浦港(富士市)にわたって約10km、30万本以上もの松原。実際にはという。若山牧水をはじめ、数々の文人に愛された。日本百景日本の白砂青松100選
千本浜公園
 千本松原の沼津寄りにある公園。ここを拠点に堤防上や松林の中を散策できる。歌碑文学碑が点在するのも魅力。
 公園を通る散策路・潮の音プロムナードは千本松原から志下海岸まで続き、長さは約6km。

若山牧水記念館
 詩情豊かな短歌で知られる牧水は、1920(大正9)年から生涯を閉じるまで約9年間を沼津で暮らした。作品には、沼津や周辺を詠んだものも多い。松原の一部伐採計画に反対し計画が中止になったことも知られる。
 そんな牧水に関する資料や原稿、書簡などが展示されている。
若山牧水記念館HP







モンミュゼ沼津
沼津市庄司美術館
 版画家・山口源の作品や日本画家・染色家の前田千寸の資料を展示。芸術関連のライブラリーもある。土曜にはパイプオルガンなどのミニコンサートが開催される。モンミュゼはフランス語で「私の美術館」。千本松原に近い。
モンミュゼ沼津・庄司美術館HP

愛鷹山
沼津の最高峰へ登山を楽しむ
 沼津で最も高く標高1,187m(愛鷹山系全体の最高峰は越前岳の1,504m)で、山頂には愛鷹明神を祀る桃沢神社が鎮座している。沼津側からの登山道は柳沢、平沼(東海大)の2ルートがある。
 フォッサマグナ地域で、特有な植物が生育、ブナ林も広がっている。シーズンには愛鷹ツツジやヤマボーシの花が咲く。南麓には駿河湾を遠望できる茶畑が広がっている。
愛鷹山(沼津市HP)

鮎壺の滝
背景に富士山が見える滝
 長泉町との境界にかかる落差10m、幅90mの滝。鮎がここで止められ滝壺に群れていたことが名の由来とされる背景に富士山が見える。
 長泉町側に鮎壺公園が整備され、沼津側の緑地と吊橋で結ばれている。吊橋からも滝を観賞できる。

明治史料館
 沼津の近代化の歩みに関する史料を展示。藩校・沼津兵学校をつくり、沼津の教育や政治、経済に大きく貢献した江原素六や、沼津兵学校などに関した展示が中心。
明治資料館(沼津市HP)

沼津ぐるめ街道
 東名・沼津インターから沼津方面へ国道1号線までの約3km。片側2車線の様々な飲食店などが集まっている。
沼津ぐるめ街道HP

写真提供 小林清・田むらたむら


大瀬崎
ビャクシン樹林や神池 海越しの富士
 駿河湾に突き出した約1kmの半島で、琵琶島とも呼ばれる。海越しに富士山を望む美しい風景。
 ビャクシン樹林の日本最北端の自然群生地となっており、国の天然記念物。先端には神池がある。この池は海から間近なのに淡水で、鯉が泳いでいる不思議な場所。海岸線では夏にハマユウの花が咲く。
 半島の内側は、遠浅で波静かな大瀬海水浴場
大瀬神社
古来より親しまれる海の守り神
 海の守護神として、漁民の信仰の象徴。海上安全を願う赤い褌(ふんどし)や漁民作の絵馬などを奉納する風習がある。絵馬は時代ごとの漁民生活を知る上で貴重。未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選。
 4月4日には大瀬まつりが盛大に開催される。
大瀬まつり
珍しい大瀬神社の例大祭
 4月4日に開かれる大瀬神社の例大祭。女装した青年達を乗せた踊り船が大瀬神社へ向かい、勇み踊りやお囃子を賑やかに披露。岸壁に着くと船から海へ俵を投げ、それを泳いで拾った青年達が参詣する。
 また、内浦漁港祭が同時開催され、産直市やイベントなどが行われる。

御浜岬
イヌマキや松、花々の美しい小半島
 駿河湾と戸田港を隔てる半島の先端で、イヌマキが群生している。一帯は御浜岬公園として整備され、造船郷土資料博物館などがある。季節の花々や、魚群を見張ったとされる魚見の松などの松も美しい。内側は砂地で、夏には海水浴場となる。
造船郷土資料博物館
駿河湾深海生物館
 
 御浜岬の先端にある。造船郷土資料博物館には、1854(安政元)年の安政東海地震による津波で沈没したロシア軍艦・ディアナ号や、ロシア人と戸田の船大工の協力で造った日本初の本格的洋式帆船「ヘダ号」の資料、ロシアと戸田との交流に関する資料などが展示されている。
 併設されている深海生物館には、駿河湾に生息する深海魚の剥製や標本が約300種展示されている。
夕映えの丘出逢い岬
御浜岬や駿河湾の展望スポット
 県道17号線沿い。駿河湾が広がり、眼下には南西の方向から迫るような御浜岬や戸田港を望める。夕景はもちろん素晴らしい。
健康の森
御浜岬と海越しの富士山を展望
 御浜岬を見下ろし、背景には海越しの富士山が浮かぶ絶景展望地。散歩道で森林浴やバードウォッチングを楽しめる。

松城邸
日本最古の擬洋風建築住宅
 戸田の松城兵作が1876(明治9)年に建てた擬洋風建築。名工・入江長八の漆喰こて絵を随所に見ることができる。国の重要文化財。公開は月2回程。

戸田温泉壱の湯
湯量豊富な市営温泉浴場
 戸田の町の東側、戸田大川沿いに湧く市営の温泉浴場。飲泉塔で飲用もできる。内湯と温泉スタンドがある。
戸田温泉壱の湯(沼津市HP)

碧の丘 みどりのおか
遠くまで連なる海岸線を眺望
 戸田から土肥に向かう県道17号線沿い。
 駿河湾はもちろん、好天なら、土肥や堂ヶ島と南へ続く険しい海岸を遠くまで見える。

井田 いだ
富士山を背景にした菜の花畑
 石造りの蔵が残る民家も点在する駿河湾沿いの長閑な風景。富士山を背景にした菜の花畑が広がり、早春を告げる鮮やかな黄色に目を奪われる。
西伊豆「井田」HP
明神池
海の間近で真水が湧く不思議な池
 井田の南にある周囲約650mの池。海までら約50mと近いのに淡水で、真水が湧出する。ウナギ、タニシなどが生息し、「谷坊主」など植物を見ることもできる。桜やツツジ、スカシユリ、ハマユウ、花ショウブなども咲く。池を周辺を巡る遊歩道がある。
煌めきの丘 きらめきのおか
駿河湾や富士山の好展望地
 海面のきらめきから名付けられた。富士山を正面に望み、駿河湾の好展望地。
 松江古墳群(すんごうこふんぐん)があり、出土品は御浜岬の造船郷土資料博物館に展示されいる。明神池まで徒歩約10分。

金冠山
富士山や御浜岬などの展望抜群
 西伊豆スカイラインの北側入口・戸田峠付近、標高816m。風光明媚な山で、駿河湾沼津富士山、西側には御浜岬も見える。山頂へは戸田峠から徒歩約30分。山頂付近にはマメザクラが群生、春には薄桃色の花を咲かせる。北麓には市民の森がある。

瞽女展望地 ごぜてんぼうち
観音像が立ち戸田や駿河湾を眺望
 戸田峠の西方にある展望スポット。かつて、この山道で大雪に遭い亡くなった三味線を弾き語る盲目の女旅芸人・瞽女の冥福を祈る観音像が建ち、祈ると芸が上達するといわれる。
木道を進むと戸田の町や御浜岬を望める。

沼津市観光協会HP