西伊豆おでかけ観光ガイド
静岡県
賀茂郡西伊豆町

堂ヶ島
海蝕洞窟の中へ遊覧で探検
 リアス式海岸線が続く景勝地。海蝕で形成された島々が点在する見事な風景が広がる。伊豆の松島とも称される。
 天窓洞は、凝灰岩でできている海触洞窟で、3つの入口がある。中でも、南口からの洞窟は長さ147m、中央で天井の上が開いて天窓となり、洞内に光が射し込む。刻々と変化する海水の色は神秘的。天窓洞は国の天然記念物
堂ヶ島マリン(遊覧船)HP

加山雄三ミュージアム
 堂ヶ島の中心にあり、加山雄三の描いた絵画や秘蔵フィルム、楽譜、楽器、映画セットの再現など多数の資料が展示され、誕生から今日までのヒストリーや知られざる加山雄三、愛艇である光進丸、趣味のひとつである鉄道模型なども知ることができる。
 ショッピングゾーンも充実、シーサイドレストランもある。
加山雄三ミュージアムHP




黄金崎 こがねざき
黄褐色をした断崖が夕日に輝く
 岬の突端部は断崖で、風化により黄褐色。夕日に照らされると黄金色に輝き、とても美しい。駿河湾や富士山の風景も楽しめる。
 周辺は黄金崎公園として整備され、コース全長約2kmの黄金崎遊歩道もある。菜の花やポピー、ヘメロカリス、カノコユリ、ツワブキなどの花が美しいコレクションガーデンや海女が体を清めたと伝わる海女の井戸黄金神社、この地も舞台となった小説「獣の戯れ」にちなんだ三島由紀夫文学碑などもある。
黄金崎クリスタルパーク
 ガラスの原料「珪石」の産地ならではのミュージアム。「ガラス文化の里づくり」の紹介、珪石や採掘現場などを学べ、地元在住の「ガラス作家ギャラリー」などでも作品を鑑賞できる。
 ガラスミュージアムでは、大きな万華鏡の入って無限に広がる鏡の不思議な世界を体感でき、万華鏡作家の作品も展示されている。
 ガラスショップやレストランもある。
黄金崎クリスタルパークHP

三四郎島
干潮時は陸続きで歩いて渡れる
 瀬浜海岸に並んだ象島、中ノ島、高島の3島の総称。島の名は昔、この島に隠れ住んだ源氏の若武者・三四郎に由来している。
 満潮時は離れ小島だが、干潮時には島と陸地の間に幅約30mの磯が出現し陸続きになる。トンボロ現象といい、国内では珍しい。そのため歩いて渡れ、シーズンには潮干狩りも楽しめる。

沢田公園露天風呂
海を見ながらの開放的な雰囲気
 露天風呂以外は崖の脇に脱衣場があるだけだが、海沿いで断崖に打ち寄せる波の音が豪快。海を覗くと荒々しい海岸線が続いている。
 堂ヶ島漁港の脇を進み、番小屋で入浴料を払い横の石段を登ると湯小屋がある。

西天城高原 にしあまぎこうげん
展望の素晴らしい牧歌的な高原
 標高750m前後に広がる開放的な高原で、牧場も広がる。牧場の家では牛乳やソフトクリームなどを味わうことができ、コテージやキャンプ場もある。
 高原の南側、標高900mの仁科峠からは見晴らしが良く、西側に駿河湾や山越に富士山を望める。東に天城牧場、西に宇久須牧場とのどかな風景も広がる。海からの強風で木が育ちにくく、周辺にはクマザサ原が広がる。春は周辺で豆桜がきれい。駐車場から熊笹の中の歩道を約10分登ると峠の展望台。稜線沿いに西伊豆スカイラインに続く西天城高原線や全長約43kmの遊歩道・伊豆山稜線歩道が整備されている。

東福寺
 仁科川沿いにある古刹で、本堂の天井に漆喰で描かれた五百羅漢が見事。これは、大正末期に通称のん兵衛安さんという職人によるもの。県道伊東西伊豆線沿い。

伊豆自然学校
 西伊豆の海や山、里での様々な体験プログラムが用意されている。
 海ではシュノーケリングやカヤック、ジオツアー、山ではトレッキング、里ではキャンプなど。
 ネイチャーアートの体験工房もある。
伊豆自然学校HP

西伊豆町観光協会HP