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2021.5.13更新 花いっぱいの尾根 天空の別天地 PHOTO 小島夏樹
天城山系・石楠立「シャクナゲ群生地」 静岡県伊豆市
伊豆半島の最高峰・天城山。天城山は総称で、主峰は万三郎岳。山頂へ続く尾根などには、シャクナゲが群生する。アマギシャクナゲという天城連山に分布する固有種。濃い緑の中、薄桃色の花でいっぱいに。まさに、天空の別天地。見頃は例年5月中旬~6月上旬頃。


天城高原ゴルフコース手前に、登山者専用駐車場と立派な水洗トイレがある。シャクナゲシーズンの休日は、満車になる日もある。ここから万二郎岳を経由し徒歩約1時間45分。
まずは、駐車場から万二郎岳まで約2.4km、徒歩約1時間10分。
「天城山縦走路」は、天城連山の尾根を縦走する約17kmの自然歩道。ブナやヒメシャラなどの自然林につつまれている。ルート途中には、親切なカラーの道標板が設置され迷う心配は低い。万が一の時でも、居場所がわかるよう番号がついている。
四辻
天城高原駐車場から約0.7km、徒歩約20分。分岐がある。
周辺から万二郎岳にかけてアマギツツジがきれい。
万二郎岳山頂
万二郎岳付近からの展望
万二郎岳
標高1,299m。万二郎岳山頂から万三郎岳山頂までは約2.1km、徒歩約1時間10分。山頂近くからは、東伊豆の海岸までの展望が開ける。
万二郎岳山頂
万二郎岳山頂

馬の背
富士山や駿河湾の素晴らしい眺め。今回のコースでベストスポット。スタート地点付近の天城高原ゴルフコースや遠笠山、大室山などが見える。
石楠立
この付近から万三郎岳にかけて、シャクナゲの群生地。多数の花に木漏れ日が当たり、深い緑の中に浮き上がっていた。

万三郎岳
天城山の主峰で伊豆最高峰、標高1,406m。山頂北側からは、富士山などが見える。また、万三郎岳下分岐点側へ少し下ったところからも展望が開け、更に下るとシャクナゲにも出会える。

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