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熱海駅から銀座方向に向かう坂道を延々と下り(約850m)、ホテル貫一の手前を右折し約100m。
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道の左側で、湯けむりが立っているのがわかる。
ここが「熱海七湯」のひとつ・小沢の湯(こさわのゆ)だ。 |
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「小沢の湯」案内板 |
丹那水源の湧水 |
歴史は古く、江戸時代にさかのぼる。 かつて小沢町と呼ばれていたこの地区に、沢口弥左衛門、藤井文次郎、米倉三左衛門の庭の湯があった。
土地の人は地名にちなみ「小沢の湯」と呼んでいたが、通称では「平左衛門の湯」と呼んだ。 小さい声で叫ぶと少量の湯が湧き出し、大きな声で叫ぶと大量の湯が湧き出したという。
同じ熱海七湯の「清左衛門の湯」も同様な伝説がある。
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また「小沢の湯」には丹那湧水の蛇口もあって、おいしい水を味わうこともできる。 |
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ゆで卵を作ってみました! |
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「小沢の湯」では噴き出す熱蒸気を利用して、温泉卵を作ることができる。 |
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生卵は、はす向かいの「天神酒店」で購入できる。(1個30円)
3個以上買うと、味付けのお塩まで付けてくれるサービスあり。 |
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地元の方も観光客も、ここで皆温泉卵を作るため、時には行列ができる。
順番が来て木の蓋を開けると、中からはとても熱い蒸気が噴き出してくるので、火傷に注意! |
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卵を売ってる天神酒店 |
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ふたのされた釜の部分 |
釜で蒸している生卵 |
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中のザルに、卵を割れないように併設のトングで慎重に入れていく。 卵を入れたら木の蓋を閉じてから、半熟卵なら約6分、かたゆで卵なら8〜10分。 取り出すときは併設のトングを使って慎重に。 あわてると、卵の熱さでやけどをしたり、せっかくの卵を落として割ってしまうことがある。
軍手を持参するとより便利でしょうか。 |
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8分ゆでた半熟卵 |
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蒸気から出したばかりの温泉卵は、かなりの熱さ。
丹那湧水があるので、粗熱をとってから食べるとよい。 |
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でき立ての温泉卵はふっくらとしていて、熱海の良き旅の思い出になる。
一度お試しあれ。
尚、卵以外での利用は、衛生上禁止。ご注意を。 |
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