東海地方 静岡県 伊豆エリア 熱海市

古くからの名所 断崖絶壁の海岸 錦ヶ浦 静岡県熱海市

2017年1月6日制作




熱海駅から車を走らせること約15分。
観魚洞隧道(トンネル)を出ると、車窓に断崖絶壁の海岸線が見えてくる。
古くから熱海の観光スポット「錦ヶ浦」だ。
昇る太陽の光が差し込む輝きの様から、錦織のような美しさだと名付けられた。
観魚洞隧道(トンネル)
1909(明治42)年に掘られた旧国道135号線のトンネル。
全長113m。今でも掘り抜きの地肌が残っている。
トンネルの名は、古くは漁師が魚の群れを見張った魚見崎を貫いたことが名の由来。
現在でも車も人も利用できる。
2002(平成14)年には熱海初の国の登録有形文化財に指定された。
伊豆では「旧天城トンネル」がほぼ同じ構造で、こちらも国の登録有形文化財。
熱海多賀火山の名残がある断崖絶壁の海岸線。
源頼朝や加藤清正などの伝説も伝わる。
「胎内くぐり」の名をもつ洞穴や烏帽子岩、馬の背など景勝地がある。
崖の続く海岸線
馬の背中に似ている巨岩「馬の背」や、
長年に渡り波に浸食された断崖の迫力ある海岸。
海上の彼方には、天気が良いと初島や伊豆大島を望める。
錦ヶ浦から望む熱海城 錦崎庭園入口
五竜松
錦ヶ浦にある伝説の松。
その昔、1本の松の木が仲間を欲しいと天に祈った。
すると、松に雷が落ちて周囲に飛び去った松が根付き、新しい松が生えてきたという。
樹齢は900年とも1,000年ともいわれており、独特の風格がある。
錦ヶ浦に到着する「湯〜遊〜バス」
<アクセス>
*熱海駅から伊豆東海バス「網代旭町」行きで「錦ヶ浦入口」下車、徒歩約5分。
*熱海駅から周遊バス「湯〜遊〜バス」で「錦ヶ浦」下車すぐ。(こちらの方が便利です)
*国道135号線を走り、魚見崎付近の分岐で左折。観魚洞隧道を抜けてすぐ。




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