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伊豆半島で「早咲きの桜」というと、真っ先に名前が出てくるのが「河津桜」。 しかし、河津よりも北にある熱海では、その「河津桜」よりも早咲きの桜がある。 その名も「熱海桜」。 |
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その由来は1871(明治4)年、イタリア人によってもたらされたと言われている。
沖縄原産の「カンヒザクラ」と、関西以西に自然分布する「ヤマザクラ」との自然雑種がそのルーツとされ、
開花期は1月上旬から中旬と沖縄の「カンヒザクラ」と並んで、「日本で最も早く咲く桜」として知られている。 |
ひとつの枝に早期に開花する花芽と後期に開花する花芽が形成されるため、
開花期間が1ヶ月以上と長いのが特徴。(一般的な桜の開花時期は、1週間〜10日前後) |
熱海市制40周年の1977(昭和52)年に熱海市の「木」に指定された。 |
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「銀座」バス停前 |
熱海の繁華街・熱海銀座通りの最寄りバス停の所に、1本の大きな熱海桜の木がある。
この木が、熱海桜の開花基準の木になっており、花の見頃などはこの木の開花状況により判断されている。 |
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糸川べり沿い遊歩道 |
熱海桜の木が58本、約300mに渡って糸川の流れに沿うようにして植えられている。 |
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熱海市役所(熱海御用邸跡)前の熱海桜 |
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熱海梅園前 |
日本一早咲きの梅、並びに遅い紅葉で有名な「熱海梅園」前の市道沿いに23本の熱海桜が植えられている。 |
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さくらの名所散策路 |
現在、熱海市が造成している「さくらの名所散策路」では、多賀湾を見下ろす高台に、87本の桜を植えて造成中。
アクセスは、熱海駅より伊豆東海バス「網代旭町」行きで「長浜」下車。下車後、徒歩約25分。 |
「長浜」でバスを降り、「熱海高校入口」の所から急坂を登って行く。
JR伊東線の線路をくぐった少し先にある「谷口商店」横の分かれ道も細い道へ直進(左へ行くと熱海高校)すると到着。
造成工事が進んでおり、将来的にはJR伊東線の伊豆多賀駅前まで散策路が整備される予定。
展望台からは、ピンク色の熱海桜の花と共に相模湾や初島がよく見える。 |
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