2021.2.12更新
日本初の洋風駅弁 自家製ハムのサンドウィッチ
PHOTO 宮嶋淳
大船駅「大船軒サンドウィッチ」
神奈川県鎌倉市
1899(明治32)年に大船軒創始者・富岡周蔵氏が販売開始した。当時の政府高官・黒田清隆から「サンドウィッチを作ったらどうか」とアドバイスを受けたのがきっかけという。美味しさと西洋を感じる珍しさで人気となる。
当初は舶来のハムを使用したが生産増に追いつかず、自家製ハムを作ることに。設立されたのが現在の「鎌倉ハム富岡商会」。外国人イメージの濃い横浜や鎌倉が近いこともあり、「鎌倉ハム」ブランドは高級品として広まった。
ボンレスハムサンドとチーズサンド。歴史を重ねる深い味わいを楽しめる。
おでかけの際は最新情報をお確かめくださいね。
湘南鎌倉 大船軒
大船駅